手に負えない本

社会学者の小熊英二さんの新著が出版されるとのことで昨年、彼にお話を伺った。02年に『<民主>と<愛国>』を出してから7年振りの新作。前著も1000ページ近い大著であったが、今回はそれを更に上回る。各巻1200ページで上下巻で2400ページになるという。

この束を(ページ数)を伝え聞くだけですでに“手に負えない”。しかし前著も私はその量でビビったが、彼の本は面白い。読みながら様々な記憶が浮かんできては、私にまで届いたあの事件や、あの言葉はそういうことだったんだという、自分の記憶と事実とのつき合わせと共に、私の社会認識、社会観といったものが整理されてゆく。それは自分の個人史を確立してくれるし、修正を迫られることもあるが、一種快感である。

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# by ihatobo | 2009-03-02 16:04 | 本の紹介

手に負えない本――J.G.バラード『スーパー・カンヌ』

時節柄、その内容を聞き、友人に本作を借りて読んだ。一読して「何だか嫌な感じの午後」になりそうだったので、端折りながら恐る恐るページを繰った。

「衝動的な行動だけが人生に意味を与える」と考えている主人公の妻と「今の世の中、心理学がすべてだと思っている」副主人公の間を右往左往する主人公という設定の物語で、作家は30年生まれの英国人J.G.バラード。本作発表時には70才である。

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# by ihatobo | 2009-02-09 23:29 | 本の紹介

『HE+ME=2』VOL.3

みなさま、お待たせしました。
弊店の通信誌、『HE+ME=2』VOL.3 出ました。
イーハトーボへ急げ!

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# by ihatobo | 2008-12-26 11:14 | ニューズ