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「新潮 10月号 『津波のあと』 赤坂真理」その1 

 読後、一言「圧倒的な速さ」が浮かんだ。物語も場面(展開)も速い。場面は万草鏡を、ひねるようにパッと変わる。
 そんなに、クルックルッと変わる場面は方々に散在しているようだが、どうも舞台は定められていて、ひとつの場所である。
 そして、物語全体は「光」に充ちている。その光の届く範囲に、その場所(住人)を包む町があるようだ。浜辺の町である。(以下、次回に詳しく。)

by ihatobo | 2015-10-05 11:14