筑摩書房・文庫 新書フェア

 いよいよ、筑摩書房・文庫 新書フェアが始まった。全14タイトル、16冊。注文したもののうち、2タイトルが在庫切れだったものの、この店のキャパでは充分である。というもの、この店の文に関する核ともいえる『零度のエクリチュール』(ロラン・バルト・著 森本和夫・訳)がライン・アップしているから。
 本書については、先にお知らせしていたが、バルトではもう1タイトル『表徴の帝国』を売ります。この本が面白いのは「高校一年生」がヒットした当時のブロマイド!を示して “記号” で、舟木一夫とその日本人たる “心性” を分析しているからだろう。

 もちろん人(顔)に限らず、木材で造られる日本の家宅に関しても、 “数寄屋造り” を典型とする切妻の屋根、京都の街路を特徴づける “碁盤の目” を “記号” として捉え、それらを彼は分析してゆく。これらの他、『ことばの食卓』 は作家・武田泰淳の妻、ゆり子さんの武田をめぐるエッセー。
 開店する以前から、尊敬していた堀田善衛さんから『方丈記私記』、学生の頃に滝口修造に教えてもらった『デュシャンは語る』など。

 先に本ブログで紹介し、今回のフェアのキッカケとなった『本屋になりたい』(宇田智子)など盛りだくさん。
 次回から断続的に、各タイトルと私のなれそめなどを含めて紹介してゆきます。
 乞、ご期待!
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by ihatobo | 2015-07-31 10:10