『週刊ロビ』(ディアコスティー二・ジャパン)

高山なおみの『料理』(リトルモア)は、高山の文章力もさることながら、実用書として破格の美しさを湛えていたが、「並の哲学書を作るよりはるかに難しい」(斉藤美奈子)実用書がここまで美しいのは貴重。
少雨が一日中降り続け、知らずに止み、また静かに降っている。そうした”事実”に囲まれていると、時に穏やかさが訪れる。
文学が隆盛している、とか、衰退してしまったとか、現在の日本の状況を言い当てようと、その取り巻きたちが論争しているが、本がそこにあるのは”事実”である。
その”事実”を造っている方がいて、読者がいる。その”事実”の森の中で、彷徨っている人もいれば、「もう森にはいかない(F・アルディ)」人もいる。
穏やかにしていられないものだろうか。
今回は実用書を踏み抜いてホビーの制作本である。
副題に「パーツ付き組み立てマガジン」とある。
週刊!『ロビ』という雑誌があり、各号にパーツが付いていて、案内に従って組み立てれば、稼働するロボットが出来上がる。
面白そうなので買って来て、組み立てに挑戦している。
最終的には「なめらかな動き」「250もの言葉を理解」して会話出来る。
他にリモコンの操作、タイマー機能も付加できるという。
更に、掃除もこなすようになるらしい。
楽しみである。創刊特別790円も嬉しい。
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by ihatobo | 2014-03-05 20:54 | 本の紹介